住宅ローンの申込みと承認は!!

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こんばんは。ハウスローンパートナーズ水野です。

日々、当社に住宅ローンのご相談をいただく工務店様の案件で、この一ヶ月で4件もあったこれはまずいでしょう〜!というパターン・仕事の進め方について、少しでもお役に立てればと思って記事にしました。

それは、ローンがokになっていないのに着工している!というケースです。案件を入れていただいている仲介業者様などではあり得ないことなのですが、工務店様では実は結構あるパターンです。。。しかも、どこかしらの金融機関に申込み、否決になっているのにすでに着工しており、私のところに相談いただくときにはほとんど竣工というケースも年に数件あります。

今までは、何とかそのような案件でもローンを付けてきましたが、今回とうとうどうにもならないかも?という案件があるので記事にしてみました。

傾向としては、現金のお施主様比率の高い地方の工務店様に多いのですが、住宅ローン利用のお施主様に対しても現金の方と同じように仕事を進めておられます。

住宅ローンの審査がokになっていないのに確認申請をしたり、ましてや着工してしまうことは止めましょう

基本的には、住宅ローンの事前審査→簡単なプランの打ち合わせ→ローン正式申込み→承認→本格的な打ち合わせ→確認申請→着工という順序で行きましょう。

土地購入のあるお客様の場合は、土地探しをする前、あるいは探しはじめと同時に住宅ローンの事前審査をしましょう。どこの土地を買うかなど決まっていなくても良いのですから。

住宅ローンは一部の金融機関を除き、契約書などなくても正式申込み可能です。また、正式申込み後でもプラン変更や請負金額変更などが可能(避けていただきたい変更パターンあります)なので手間ひま・時間・費用のかかることは全て住宅ローンの審査がokになってから。お客様にとっても工務店様にとっても不幸な事態を回避するために。

先週は、ローンの正式承認の連絡をして、「確認がおりたら確認済証くださいね〜着工時に融資必要ですか?」と話しながらどうも話が噛み合ないな〜と思っていたら何ととっくに着工しており、来週中間検査!などと知って驚いてしまった案件がありましたが、来週完成検査なのにローンが付いていない(地元の金融機関複数で審査否決)という案件も入ってきています。何で着工して工事を進めてしまったのですか?などと言ってもしょうがないので、住宅ローンを付けることに全力を注ぎますが、この案件はめちゃくちゃ厳しいです。とてもお人柄の良い工務店様の案件だけにどうにかしたいのですが。。